8.1.A コルゲート管の高伝熱特性=乱流効果 |
コルゲート管を伝熱促進管として使用すると、その螺旋溝が管の内外の流れの乱流を強くして、伝熱特性を著しく改善します。
そのことを理解して頂くために、まず熱交換器の伝熱機構を見て下さい。
温度勾配の大きい所が伝熱抵抗の大きい所です。従って、伝導伝熱の幅を小さくするほど、伝熱能力がよくなります。
そのためには、乱流を強くして層流境膜を薄くすればよいことになります。
2-1. 管内流
即ち、平滑管のように境界層を発達安定させることがなく、螺旋溝の一巻毎に、層流境膜を引き剥がし、強い渦流、乱流を起こす流れとなる。
2-2. 管外流(胴側流)
管外流は、円筒状の胴内を管列に対してジグザグ流となるように、邪魔板(バッフル)によって制御されています。従って、管外流は、管列に対して直行流から平行流まで変化します。
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