ＤＳシリーズの組合せ検討をして頂くために、流量、圧力損失の目安を以下に示します。これらは、管側、胴側共に流速 1m/sec で水を流す場合を基準としてしています。
尚、流速の使用範囲は、0.3〜2.5m/sec と、広範囲です。

1. ＤＳ流量表
   

   管長Ｂタイプで代表（管長Ａタイプ、Ｃタイプも同じです。）

   型　　番	伝熱面積 m2	平滑管相当 伝熱面積 m2	胴側流量 l/min	管側流量 l/min
   DS 040B	0.264	0.80	39	27
   DS 050B	0.462	1.4	59	48
   DS 065B	0.858	2.6	87	88
   DS 080B	1.254	3.8	117	130
   DS 100B	2.112	6.4	166	218
   DS 125B	3.597	11	242	370
   DS 150B	4.93	15	364	504
   DS 200B	8.52	26	558	902

2. ＤＳシリーズの最適用途
   ＤＳシリーズが適する用途は、上の流量と必要な伝熱面積が一致するような場合です。
   逆に、あまり適さない用途は、流量に対して伝熱面積が上の表よりも大きく必要な時で、直列で組まなければならなくなります。
   例）温度差が小さい。
   　　　有機液等で、伝熱係数が極めて悪くなる場合。
   

3. ＤＳシリーズの圧力損失
   ＤＳシリーズの特徴として、圧力損失が各型番、共通性を持っています。
   管側圧力損失は全型番（例えば、管長Ｂタイプでは、）全く同一です。
   胴側圧力損失も大略同じとなります。
   流速 1m/sec で水を流す場合の圧力損失は、管長Ｂタイプの場合以下となります。
   

   管長Ｂタイプ	管長Ｃタイプ
   管側　0.0732 kg/cm2G	管側　0.098 kg/cm2G
   胴側　0.088　kg/cm2G　　（目安）	胴側　0.117　kg/cm2G　　（目安）

   
   圧力損失は、流速の2乗に比例します。
   
   

安い　小さい　コルゲート管熱交換器ＤＳシリーズ