8.2.A DSシリーズの特徴

汎用小型器 DSシリーズの3大長所は、

安い、小さい、品質向上です。
 

  1. DSシリーズは、汎用小型器です。

    DSシリーズの伝熱面積の範囲は、0.17〜8.5m2です。
    従来の平滑管式では、0.5〜26m2に相当します。
    3.外形寸法図参照

  2. 品質向上

    A.標準材質は、全ステンレス, 全チタンです。
       予期せぬ腐蝕性混入物にも安全。
       錆でプロセス流体を汚すことがない。
       場内循環冷却水を汚さない。
       外面も錆びないので、塗装不要、環境保全に合致。
    B.全て日本製です。
       海外生産によるコストダウン品ではありません。
       品質が確実で短納期です。
    C.溶接は一級レベルであることをお約束します。
       管と管板の固定およびシールは、熔接(TIG)です。拡管ではありません。
    D.標準気密検査は、それぞれ 1mPaG(10kg/cm2G)のN2封入による水没検査です。

  3. 小型化・軽量化

    高伝熱特性により、伝熱面積が1/3となり小型化
    床面積小、横置、竪置 設置自由度大
       DSシリーズは、熱交機能を内臓した単なる一つの配管に過ぎない形状です。
    各種の機械や装置の組込熱交換器に便利かつ軽量
    既設熱交換器の更新置換が容易

  4. 徹底した標準化
    コルゲート管を用いた熱交換器で大幅なコストダウンを目指すために、徹底した標準化・固定化をしています。
    1. 材質の固定化。
      コルゲート管は、SUS316L、TP340の2種類のグレードの高い材質で固定化しています。
      胴側、水側の材質は、SUS304、SUS316LおよびTP340に限定。
    2. 管長を固定。
      管長を2種類に限定して、コルゲート管の共通化をしています。このため、型番での伝面差が大きくなります。
    3. ノズルサイズの固定化。
      流体の配管径を指定するものではありません。
     
  5. 安価
    DSシリーズは、伝面1/3の小型化と徹底した標準化により、大幅なコストダウンを実現したしました。
    より詳しい価格比較は、1-4.他の熱交換器との価格比較を参照下さい。


安い 小さい コルゲート管熱交換器DSシリーズ


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