3.2.C水温による吸込性能の補正

水環真空ポンプは、水でガスを圧縮するため、乾き空気吸込の場合、水蒸気の影響を受け、水温の変化によって、吸込性能が変動します。すなわち、水温が30℃で150Torr時の吸込量は、15℃での標準性能表からもとめた数値に図から求めた変化率K=0.90を掛けて得ることができます。
しかしこのような現象は、湿り空気の吸引では発生せず、この水温による変化はほぼ無視でき、水温15℃と扱ってさしつかえありません。



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